“桜田門”の読み方と例文
読み方割合
さくらだもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜は提灯行列ちょうちんぎょうれつが日比谷公園から上野公園まで続いて、桜田門さくらだもん付近馬場先門ばばさきもん付近はほとんど人で埋めらるるくらいであったという。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
やがてその葉が雪にぬれて、かえって一層の輝きを見せるころには、江戸方面からの人のうわさが桜田門さくらだもん外の変事を伝えた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
これにたいする安政の大獄、翌年大獄始末を終えたか終えぬに桜田門さくらだもんの変、やがて水戸斉昭その人も死んで、雄藩ブロックは充分に独自化した。
尊攘戦略史 (新字新仮名) / 服部之総(著)