“吉田忠左衛門”の読み方と例文
読み方割合
よしだちゅうざえもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちばん年長の堀部弥兵衛ほりべやへえ、顔の怖い吉田忠左衛門よしだちゅうざえもん、黙ったきりの間喜兵衛はざまきへえ、そのほか原惣右衛門はらそうえもんだの、間瀬久太夫ませきゅうだゆうだの、真四角に膝をならべて、読書か何かしていた。
べんがら炬燵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
吉田忠左衛門よしだちゅうざえもん原惣右衛門はらそうえもん間瀬久太夫ませきゅうだゆう小野寺十内おのでらじゅうない堀部弥兵衛ほりべやへえ間喜兵衛はざまきへえの六人が、障子にさしている日影も忘れたように、あるいは書見にふけったり、あるいは消息をしたためたりしている。
或日の大石内蔵助 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)