“さくらんばう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
桜桃60.0%
桜実20.0%
櫻實20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野桜と桜桃さくらんばうの樹のおぼこらしい叢林しげみは、その根をおづおづと冷たい泉のなかへ伸ばしてゐるが、時々葉ずれの音を立ててざわめくのは、夜風といふ浮気ものがちよいちよい忍び寄つては接吻するのに
先生は、湯にはいつて、晩飯をすませて、食後の桜実さくらんばうをつまんで、それから又、楽々と、ヴエランダの籐椅子に腰を下した。
手巾 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
櫻實さくらんばうれました
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)