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叢林
ふりがな文庫
“叢林”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そうりん
85.3%
くさむら
2.9%
しげみ
2.9%
はやし
2.9%
やぶ
2.9%
ジャングル
2.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうりん
(逆引き)
半之助はちょうど、岩の食卓で、
昼餉
(
ひるげ
)
を喰べているところだった。下の林のほうで、がさがさと
叢林
(
そうりん
)
の揺れる音がし、人の声が聞えた。
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
叢林(そうりん)の例文をもっと
(29作品)
見る
くさむら
(逆引き)
彼は、ダニーロと兄弟同様に暮したことや、一度などはクリミヤ人に追はれて、
叢林
(
くさむら
)
の中へ二人で隠れてゐたことがあるなどと語つた……。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:03 怖ろしき復讐
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
叢林(くさむら)の例文をもっと
(1作品)
見る
しげみ
(逆引き)
野桜と
桜桃
(
さくらんばう
)
の樹のおぼこらしい
叢林
(
しげみ
)
は、その根をおづおづと冷たい泉のなかへ伸ばしてゐるが、時々葉ずれの音を立ててざわめくのは、夜風といふ浮気ものがちよいちよい忍び寄つては接吻するのに
ディカーニカ近郷夜話 前篇:05 五月の夜(または水死女)
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
叢林(しげみ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
はやし
(逆引き)
時に
峯
(
みね
)
谷
(
たに
)
ゆすり動きて、風
叢林
(
はやし
)
を
僵
(
たふ
)
すがごとく、
沙石
(
まさご
)
を
空
(
そら
)
に
巻上
(
まきあ
)
ぐる。見る見る
一二七
一段の
陰火
(
いんくわ
)
、君が
膝
(
ひざ
)
の
下
(
もと
)
より
燃上
(
もえあが
)
りて、山も谷も昼のごとくあきらかなり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
叢林(はやし)の例文をもっと
(1作品)
見る
やぶ
(逆引き)
ちょうどこの駒形堂から大河を距てて
本所
(
ほんじょ
)
側に多田の
薬師
(
やくし
)
というのがありましたが、この
叢林
(
やぶ
)
がこんもり深く、昼も暗いほど、時鳥など沢山巣をかけていたもので、
五月
(
さつき
)
の空の雨上がりの夜などには
幕末維新懐古談:12 名高かった店などの印象
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
叢林(やぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ジャングル
(逆引き)
アフリカの
叢林
(
ジャングル
)
もかくやと思うばかりに、
棕櫚
(
しゅろ
)
の大鉢を並べ立てた薄暗い部屋の隅から、「これは、これは、ようこそ御入来」といいながら立ちあがって来た、眼の鋭い
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
叢林(ジャングル)の例文をもっと
(1作品)
見る
“叢林”の意味
《名詞》
木が群生している林。
寺院。禅院。
(出典:Wiktionary)
“叢林(
禅林
)”の解説
禅林(ぜんりん)とは、禅宗寺院のことで、禅院(ぜんいん)とも呼ばれている。また、叢林(そうりん)という名称で用いられる場合もあるが、日本において「叢林」は中世以後の五山制度及びそれに所属していた寺院(曹洞宗及び臨済宗大応派)を一括した総称としても用いられている。この場合には、五山叢林(五山派)などとも称せられている。「僧堂」も参照。
(出典:Wikipedia)
叢
漢検準1級
部首:⼜
18画
林
常用漢字
小1
部首:⽊
8画
“叢林”で始まる語句
叢林集
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