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五月
ふりがな文庫
“五月”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さつき
55.3%
ごぐわつ
15.3%
いつつき
15.3%
いつゝき
4.7%
ごがつ
3.5%
サツキ
3.5%
ごげつ
1.2%
メイ
1.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さつき
(逆引き)
爽
(
さわや
)
かな
五月
(
さつき
)
の流が、
蒼
(
あお
)
い野を走るように、瑠璃子は雄弁だった。黙って聴いていた勝平の顔は、
怒
(
いかり
)
と
嫉妬
(
しっと
)
のために、黒ずんで見えた。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
五月(さつき)の例文をもっと
(47作品)
見る
ごぐわつ
(逆引き)
と
思
(
おも
)
はず
身
(
み
)
の
毛
(
け
)
を
慄立
(
よだ
)
てたのは、
昨
(
さく
)
、
十四年
(
じふよねん
)
五月
(
ごぐわつ
)
二十三日
(
にじふさんにち
)
十一時
(
じふいちじ
)
十分
(
じつぷん
)
、
城崎
(
きのさき
)
豐岡
(
とよをか
)
大地震
(
おほぢしん
)
大火
(
たいくわ
)
の
號外
(
がうぐわい
)
を
見
(
み
)
ると
同時
(
どうじ
)
であつた。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
五月(ごぐわつ)の例文をもっと
(13作品)
見る
いつつき
(逆引き)
四十歳の彼等の母親は、それをまあどんな心持で眺めているのであろう。しかも彼女の腹には、もう又、
五月
(
いつつき
)
の子が宿っているのだ。
毒草
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
五月(いつつき)の例文をもっと
(13作品)
見る
▼ すべて表示
いつゝき
(逆引き)
と
五月
(
いつゝき
)
になるお照の身重の腹を、重二郎に持って居ります扇でそっと突かれた時は、はッとお照は
有難涙
(
ありがたなみだ
)
に思わず声が出て泣伏しました。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
五月(いつゝき)の例文をもっと
(4作品)
見る
ごがつ
(逆引き)
それから、かや、まき、とべら
等
(
など
)
の
常緑樹
(
じようりよくじゆ
)
の
發芽
(
はつが
)
を
最後
(
さいご
)
に
五月
(
ごがつ
)
の
上旬頃
(
じようじゆんごろ
)
には、すべての
樹木
(
じゆもく
)
は
春
(
はる
)
の
着
(
き
)
つけを
終
(
をは
)
つて、ついで
來
(
く
)
る
夏
(
なつ
)
の
生活
(
せいかつ
)
の
備
(
そな
)
へをします。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
五月(ごがつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
サツキ
(逆引き)
五月
(
サツキ
)
の邪気を祓うた
薬玉
(
クスダマ
)
は、万葉びとさへ既に、
続命縷
(
シヨクメイル
)
としての用途の外に、装飾といふ考へも混へてゐたのであるが、此飾り物も或は単に
古渡
(
コワタ
)
りの舶来品といふばかりでなく
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
五月(サツキ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ごげつ
(逆引き)
麦秋
(
むぎあき
)
である。「富士一つ
埋
(
うづ
)
み残して
青葉
(
あをば
)
かな」其青葉の
青闇
(
あおぐら
)
い間々を、
熟
(
う
)
れた麦が一面日の
出
(
で
)
の様に明るくする。陽暦六月は「
農攻
(
のうこう
)
五月
(
ごげつ
)
急於弦
(
げんよりもきゅうなり
)
」
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
五月(ごげつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
メイ
(逆引き)
十八世紀の中頃までは、毎年
五月
(
メイ
)
にここに
お祭
(
フェア
)
があって、この名もそこから来ているのだという。なるほどメイフェアの家は一つひとつが古いエッチングのように重く
錆
(
さ
)
びている。
踊る地平線:03 黄と白の群像
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
五月(メイ)の例文をもっと
(1作品)
見る
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
“五月”で始まる語句
五月雨
五月蠅
五月闇
五月蝿
五月幟
五月晴
五月目
五月野
五月躑躅
五月処女
検索の候補
五月蠅
五月雨
五月闇
五月蝿
五月幟
五月晴
五月目
小五月蠅
五月鯉
五月野
“五月”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
作者不詳
徳冨蘆花
北原白秋
高浜虚子
橘外男
谷譲次
斎藤茂吉
幸田露伴
島崎藤村