“十一時”の読み方と例文
読み方割合
じふいちじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもはず慄立よだてたのは、さく十四年じふよねん五月ごぐわつ二十三日にじふさんにち十一時じふいちじ十分じつぷん城崎きのさき豐岡とよをか大地震おほぢしん大火たいくわ號外がうぐわいると同時どうじであつた。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
今晩こんばん——十時じふじから十一時じふいちじまでのあひだに、颶風ぐふう中心ちうしん東京とうきやう通過つうくわするから、みなさん、おけなさるやうにといふ、たゞいま警官けいくわんから御注意ごちういがありました。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ときてばつだけ、それだけおうらかへのぞみがくなるとつた勘定かんぢやう九時くじ十時じふじ十一時じふいちじぎても音沙汰おとざたい。時々とき/″\廊下らうか往通ゆきかよ女中ぢよちゆうが、とほりすがりに
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)