“十時”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じふじ50.0%
よつ30.0%
ととき10.0%
とどき10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今晩こんばん——十時じふじから十一時じふいちじまでのあひだに、颶風ぐふう中心ちうしん東京とうきやう通過つうくわするから、みなさん、おけなさるやうにといふ、たゞいま警官けいくわんから御注意ごちういがありました。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
風呂をいただいて、一学が、長屋へ帰って来たのはもう十時よつの頃だった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また自分の友人で十時ととき君という人がある。これは立花伯家の重臣で戦国以来武名の轟いた名家である。
名字の話 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
同行者八田一朗、十時とどき春雄、伊藤東籬とうり有吉瓦楼ありよしがろう、森脇襄治じょうじ、大林、古垣鉄郎、池田徳真、槙原夫人、保柳夫人、小野龍人、保柳才喜、小野静女、友次郎、章子。夕刻日本人会に戻り食後披講。
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)