多くの日本人が想像するように、昔というものが現代と無関係のものでないということを証明するがために、名字の話をしようと思う。 我々が十人寄れば多くの場合には十の名字があって、鈴木とか渡辺とかありふれた名は別として、その他の人にあっては、旅行先 …
著者 | 柳田国男 |
ジャンル | 歴史 > 伝記 > 系譜・家史・皇室 |
初出 | 「斯民家庭 第二編第七号、第九号、第一〇号、第一一号」報徳会、1911(明治44)年7月1日、9月1日、10月1日、11月1日 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約47分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約1時間18分(300文字/分) |