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外様
ふりがな文庫
“外様”のいろいろな読み方と例文
旧字:
外樣
読み方
割合
とざま
91.4%
ほかさま
8.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とざま
(逆引き)
国目付というのは幕府から
外様
(
とざま
)
諸侯の
国許
(
くにもと
)
へ派遣される監察官で、定員は二名または三名、任期は半年から一年の交代である。
あだこ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
いわんや藤堂和泉守は
外様
(
とざま
)
大名。事あれかしの際だから、かならず三十二万石に瑕がつくくらいなことは知っていよう。
顎十郎捕物帳:21 かごやの客
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
外様(とざま)の例文をもっと
(32作品)
見る
ほかさま
(逆引き)
「それでも、ちゃんと、おあとを見届けておいでになったものでございますから、
外様
(
ほかさま
)
と違いまして、お断わり申すことはできないので困っておりまする……」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
(それでは
外様
(
ほかさま
)
を伺います。)(ああ、行って来な。内じゃお座敷を廻らせないんだが、お前の事だ。)もっとも、(霞の五番さん)大島屋さんのお上さんの
他
(
ほか
)
には
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
外様(ほかさま)の例文をもっと
(3作品)
見る
“外様”の解説
外様(とざま)とは、本来の意味は日本の歴史上において、主君(上位権力者)を中心とした主従関係の中で、主君の親族・一門や、累代にわたり仕えてきた譜第(譜代)と比較し、疎遠にある者(家臣)を指していた。
武家社会や朝廷が消滅した現代の日本においても、比喩的に「外様」の語が使用されることがある。
(出典:Wikipedia)
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
武士に関する言葉
高家
馬廻役
馬廻
馬印
首実検
鞘当
非御家人
青侍
陪臣
鏑矢
郷士
郎党
辻斬
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