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とざま
ふりがな文庫
“とざま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
外様
94.1%
外樣
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外様
(逆引き)
御隠居がすでにこのとおり、外交のやむを得ないことを認めて、他の親藩にも
外様
(
とざま
)
の大名にも説き勧めるくらいだ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
譜代大名
(
ふだいだいみょう
)
の心を
弛緩
(
しかん
)
させないために。——また、
外様
(
とざま
)
大名の蓄力を経済的にそれへ消耗させてしまうために。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とざま(外様)の例文をもっと
(32作品)
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外樣
(逆引き)
併
(
しか
)
し、その一面、
外樣
(
とざま
)
の大名達などは、無限に鐵砲を欲しがり、それが黄金何十枚何百枚といふ高價で賣買された事も事實で、從つて拔け荷を扱ふ
奸商共
(
かんしやうども
)
には、これが何よりの餌でもあつたのです。
銭形平次捕物控:222 乗合舟
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
豊家恩顧の大名は代變り乍らまだ諸國に殘つて居る時なり、その上、天草騷動、由比正雪の
隱謀
(
いんぼう
)
などですつかり脅かされた幕府は、
外樣
(
とざま
)
大名に對して、極度に警戒して居たのも無理のないことでした。
銭形平次捕物控:062 城の絵図面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
とざま(外樣)の例文をもっと
(2作品)
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