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辻斬
ふりがな文庫
“辻斬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つじぎり
66.7%
つじぎ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つじぎり
(逆引き)
宵の口といひ、この月夜に
辻斬
(
つじぎり
)
でもあるまい。かの侍も地にうつる怪しい影をみて、たちまちに斬り倒してしまつたのかも知れない。
影を踏まれた女:近代異妖編
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その頃、この江戸には夜な夜な不可解なる
辻斬
(
つじぎり
)
が現れて、まるで
奉行
(
ぶぎょう
)
も
与力
(
よりき
)
もないもののように大それた殺人をくりかえしてゆく。
くろがね天狗
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
辻斬(つじぎり)の例文をもっと
(16作品)
見る
つじぎ
(逆引き)
「
辻斬
(
つじぎ
)
りがあったんだ」と男は云った、「ゆうべ宵のくちに、
御成
(
おな
)
り小路で辻斬りがあった、浪人ふうで、年ごろも似ているんだ」
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「出ました、
辻斬
(
つじぎ
)
りが! あのけさがけの辻斬り……いま御門のまえで町人を斬り損じて、当お屋敷の者と渡りあっております」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
辻斬(つじぎ)の例文をもっと
(8作品)
見る
“辻斬”の解説
辻斬(つじぎり)は、武士などが街中などで通行人を刀で斬りつけること。
(出典:Wikipedia)
辻
漢検準1級
部首:⾡
6画
斬
常用漢字
中学
部首:⽄
11画
武士に関する言葉
高家
馬廻役
馬廻
馬印
首実検
鞘当
非御家人
青侍
陪臣
鏑矢
郷士
郎党
軍役
足軽
譜第
諸大夫
覇王
褐衣
裃
被官
...
“辻”で始まる語句
辻
辻褄
辻占
辻馬車
辻々
辻駕籠
辻待
辻堂
辻君
辻番所
“辻斬”のふりがなが多い著者
中里介山
正岡容
林不忘
福沢諭吉
吉川英治
山本周五郎
岡本綺堂
泉鏡花
久生十蘭
森鴎外