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つじぎり
ふりがな文庫
“つじぎり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
辻斬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辻斬
(逆引き)
「それならいいが、笹野の旦那が折入っての頼みというのは、——近ごろ御府内を荒らし廻る
辻斬
(
つじぎり
)
を
捉
(
とら
)
えるか、せめて正体を突き止めろというのだ」
銭形平次捕物控:126 辻斬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
人を嚇してみるにはよいところ、
朱雀野
(
すざくの
)
の
真只中
(
まっただなか
)
、近来ここでは
追剥
(
おいはぎ
)
と
辻斬
(
つじぎり
)
とが
流行
(
はや
)
る、遊客は非常な警戒をした上でなければ通らないところです。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
文久慶応の頃は人心の
甚
(
はなはだ
)
殺伐な時で、
辻斬
(
つじぎり
)
がしばしば行われた。源三郎は或夜
御成道
(
おなりみち
)
で何者にか
頤
(
くび
)
を斬られた。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
つじぎり(辻斬)の例文をもっと
(16作品)
見る
“つじぎり”の意味
《名詞》
つじぎり【辻斬り】
江戸時代において、路上で人を理由なくに斬り殺すこと、またはそれをする人。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
つじぎ