“御成道”の読み方と例文
読み方割合
おなりみち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんでも二、三日まえ、あいつが御成道の横町を通ると、どこかの古道具屋らしい奴と紙屑屋とが往来で立ち話をしている。
半七捕物帳:27 化け銀杏 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
はっきり覚えているのは、下谷の御成道の太助という長屋にいたときのことで、おせいは五歳だったが、母親は良人と娘を捨てて出奔した。
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
毅堂が上総国久留里の藩主黒田豊前守直静に聘せられ下谷御成道の上屋敷に出仕したのはあたかもこの時分であろう。毅堂は十人扶持を給せられた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)