“成道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうどう61.1%
なりみち22.2%
じやうどう11.1%
じやうだう5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菩提樹下ぼだいじゅか成道じょうどう、というのはまさしくそれです。げに、わが釈尊をして、真に仏陀たらしめたものは、全くこの因縁の真理なのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
さっき大急ぎで今松ひとり、入谷の師匠の所を飛び出し、佐竹の寄席へ駆けつけると、お艶も二軒目のお成道なりみちの席をすまして入ってきた。
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)
仏陀は成道じやうどうする為に何年かを雪山の中に暮らした。しかしクリストは洗礼を受けると、四十日の断食の後、たちまち古代のジヤアナリストになつた。
続西方の人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
素より成道じやうだうきようにあらず
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)