“成敗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいばい84.0%
せいはい14.0%
セイハイ2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小六の胸には、馬謖ばしょくを斬るの気もちで——おい成敗せいばいを決心していながらもまだ——情と正義とが、割りきれずに、乱れ合っていた。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
王政維新おうせいいしん成敗せいはいは内国の事にして、いわば兄弟朋友ほうゆう間の争いのみ、当時東西相敵あいてきしたりといえどもその実は敵にして敵にあらず
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
成敗セイハイ利鈍リドンニイタリテハ、臣ガメイノヨク及ブトコロニ非ザル也。謹ンデ表ヲタテマツッテ聖断ヲ仰グ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)