“成立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なりた50.0%
なりたち23.7%
せいりつ18.4%
なりたて2.6%
セイリツ2.6%
ナリタチ2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘次(かんじ)は極(きは)めて狹(せま)い周圍(しうゐ)を有(いう)して居(ゐ)る。然(しか)し彼(かれ)の痩(や)せた小(ちひ)さな體躯(からだ)は、其(そ)の狹(せま)い周圍(しうゐ)と反撥(はんぱつ)して居(ゐ)るやうな關係(くわんけい)が自然(しぜん)に成立(なりた)つて居(ゐ)る。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しかし「武鑑」の成立(なりたち)を考えて見れば、この誤謬の多いのは当然で、それはまた他書によって正(ただ)すことが容易である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
不運(ふうん)にも彼(かれ)に誘惑(いうわく)された気(き)の毒(どく)な女(をんな)だとも思(おも)へるのであつたが、しかし恋愛(れんあい)の成立(せいりつ)については、彼(かれ)も詳(くは)しい事(こと)は知(し)らなかつた。
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
美代吉に悦ばせる心算(つもり)ゆえ大(おお)めかしで、其の頃散髪(ざんぎり)になりましたのは少なく、明治五年頃から大して散髪(ざんぱつ)が出来ましたが、それでも朝臣(ちょうしん)した者は早く頭髪(あたま)を勧められて散髪(ざんぎり)に成立(なりたて)でございますが
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
カツテ私(ワタシ)ハ、愛(アイ)ノ哲人(テツジン)、ヘエゲルノ子(コ)デアッタ。哲学(テツガク)ハ、知(チ)ヘノ愛(アイ)デハナクテ、真実(シンジツ)ノ知(チ)トシテ成立(セイリツ)セシムベキ様(サマ)ノ体系知(タイケイチ)デアル、ヘエゲル先生(センセイ)ノコノ言葉(コトバ)、一学兄(イチガッケイ)ニ教(オシ)エラレタ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
これは爾雅が如何なる成立(ナリタチ)の書であるとも、又其の中に含んでゐる言語が如何なる時代、若しくは地方のものであるとも、それらのことを必ずしも穿鑿することなしに
爾雅の新研究 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)