“せいりつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:セイリツ
語句割合
成立87.5%
凄慄12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土地とちんで、もうまち成立せいりつわすれ、開墾かいこん当時たうじ測量器具そくりやうきぐなどのをさめた、由緒ゆいしよある稲荷いなりやしろさへらぬひとおほからうか、とおもふにつけても。——
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そのかへるつて生長せいちやうするうちに、いくくみいくくみこひ泥渠どぶなか成立せいりつする。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ロンドン人は、何人なんぴとも新たなる凄慄せいりつなしには、あの晩秋を回顧し得ないであろう。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)