“なりた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
成立75.0%
成田20.8%
成丈4.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かういふふうにしてわが地球ちきゆう知識ちしきはだん/\すゝんでたけれども、其内部そのないぶ成立なりたちに立入たちいつた知識ちしき毛頭もうとうすゝんでゐないといつてよろしかつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
それも道理千万なはなしで、早いたとえが、誤植だらけの活版本でいくら万葉集を研究したからとて、真の研究が成立なりたとう訳はない理屈だから、どうも学科によっては骨董的になるのがホントで、ならぬのがウソか横着かだ。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ただ市という者の本来の成立なりたちが、名を知らぬ人々と物を言う点において、農民に取っては珍しい刺戟しげきであった故に、例えばエビスというがごとき神をさえ祭り、ここに信仰の新しい様式を成長せしめたのである。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
品川湾の眺望に対する興味は時勢と共に全く湮滅してしまつたにかゝはらず、其のかはりとして興るべき新しい風景に対する興味は今日こんにちに於てはいま成立なりたたずにゐるのである。
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
しかかれせたちひさな體躯からだは、せま周圍しうゐ反撥はんぱつしてるやうな關係くわんけい自然しぜん成立なりたつてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「なに、そんな道楽じゃあありません。これでも信心参りで……。五、六人の連れがありましたので、成田なりたへ参詣して来ました」
半七捕物帳:61 吉良の脇指 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
なアに取りますよ、取るけれどもア云う気性だから旦那に金を遣わせないね、大きなうちへも這入らない、新道しんみちで一寸八畳に六畳位の小さな土蔵でもある位な家を借りて居るね、下女は成丈なりたけ遣わない
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)