“哲学”のいろいろな読み方と例文
旧字:哲學
読み方割合
てつがく50.0%
テツガク12.5%
フィロソフィ12.5%
フィロソフィー12.5%
フヒロソフヒー12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カントの超絶てうぜつ哲学てつがく余姚よよう良知説りやうちせつだいすなはだいなりといへども臍栗へそくりぜに牽摺ひきずすのじゆつはるかに生臭なまぐさ坊主ばうず南無なむ阿弥陀仏あみだぶつおよばず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
カツテワタシハ、アイ哲人テツジン、ヘエゲルノデアッタ。哲学テツガクハ、ヘノアイデハナクテ、真実シンジツトシテ成立セイリツセシムベキサマ体系知タイケイチデアル、ヘエゲル先生センセイノコノ言葉コトバ一学兄イチガッケイオシエラレタ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
時々そんなような勉強に飽きて来ますと、妾を捕まえまして科学サイエンスとか哲学フィロソフィとか英語のまじったむずかしいお話をしかけますけれども妾にはちっともわかりません。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
代助に取っては二つのうち何れも不可能であった。人生に対する自家の哲学フィロソフィーの根本に触れる問題に就いて、父をあざむくのは猶更不可能であった。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
代助に取つては二つのうちいづれも不可能であつた。人生に対する自家の哲学フヒロソフヒーの根本に触れる問題に就いて、ちゝを欺くのは猶更不可能であつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)