“超絶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すぐれ33.3%
ちょうぜつ33.3%
てうぜつ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
して見れば、勝つという語の定義ていぎを下すことは至難であるが、普通の考えでは他人にまさる、相手より超絶すぐれるの意であろう。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
以前文芸は道徳を超絶ちょうぜつするという議論があり、またこれを論じた大家もあったのでありますけれども、これはおおいなる間違で、なるほど道徳と文芸は接触しない点もあるけれども
教育と文芸 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
カントの超絶てうぜつ哲学てつがく余姚よよう良知説りやうちせつだいすなはだいなりといへども臍栗へそくりぜに牽摺ひきずすのじゆつはるかに生臭なまぐさ坊主ばうず南無なむ阿弥陀仏あみだぶつおよばず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)