“阿弥陀仏”のいろいろな読み方と例文
旧字:阿彌陀佛
読み方割合
あみだぶつ90.0%
あみだほとけ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カントの超絶てうぜつ哲学てつがく余姚よよう良知説りやうちせつだいすなはだいなりといへども臍栗へそくりぜに牽摺ひきずすのじゆつはるかに生臭なまぐさ坊主ばうず南無なむ阿弥陀仏あみだぶつおよばず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
普通の例と違って故人の名は現わさずに、死んだ愛人を阿弥陀仏あみだぶつにお託しするという意味を、愛のこもった文章で下書きをして源氏は見せた。
源氏物語:04 夕顔 (新字新仮名) / 紫式部(著)
そこへ又一人肥えふとりたる女の走り来て、阿弥陀仏あみだほとけの御名を唱へつつ、又倒れかかりぬれば、いよゝ重りて苦しさ言はむかたなし。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)