“阿弥陀如来”のいろいろな読み方と例文
旧字:阿彌陀如來
読み方割合
あみだにょらい93.8%
あみだによらい6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本地垂跡ほんじすいじゃくなぞということが唱えられてから、この国の神は大日如来だいにちにょらい阿弥陀如来あみだにょらい化身けしんだとされていますよ。神仏はこんなに混淆こんこうされてしまった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
正面に安座まします人間大の黒い阿弥陀如来あみだにょらいの像は、和尚の差し出した蝋燭の灯に、一層いかめしく照し出された。
死体蝋燭 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
呉々も自己おのれを捨てゝ、阿弥陀如来あみだによらいを頼み奉るの外は無い。斯う住職は説き終つた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)