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混淆
ふりがな文庫
“混淆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こんこう
94.3%
こんかう
5.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんこう
(逆引き)
わが国神仏
混淆
(
こんこう
)
の歴史は何よりも雄弁にそれを語っている。この先、
神耶
(
しんヤ
)
混淆のような事が起こって来ないとは決して言えなかった。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
明治八年は私が二十三で年季が明けて、その明年私の二十四の時、その頃神仏
混淆
(
こんこう
)
であった従来からの
習慣
(
しきたり
)
が区別されることになった。
幕末維新懐古談:31 神仏混淆廃止改革されたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
混淆(こんこう)の例文をもっと
(50作品)
見る
こんかう
(逆引き)
それは
生玉寺町
(
いくたまてらまち
)
青蓮
(
しやうれん
)
寺の墓地で、この寺は明治三年神仏
混淆
(
こんかう
)
の時にお廃止になつた生玉
東門
(
とうもん
)
の遍照院の後身である。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
期待
(
きたい
)
して
居
(
ゐ
)
た
或
(
ある
)
物
(
もの
)
を
俄
(
にはか
)
に
奪
(
うば
)
ひ
去
(
さ
)
られた
樣
(
やう
)
な
絶望
(
ぜつばう
)
とが
混淆
(
こんかう
)
し
紛糾
(
ふんきう
)
した
自暴自棄
(
やけ
)
の
態度
(
たいど
)
を
以
(
もつ
)
ておつぎを
責
(
せ
)
めた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
混淆(こんかう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“混淆”の意味
《名詞》
混 淆(こんこう 「混交」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
異質なものが入り混じること。
意味の似た二つの語・句が混じり合い、新しい語・句ができること。
(出典:Wiktionary)
混
常用漢字
小5
部首:⽔
11画
淆
漢検1級
部首:⽔
11画
“混淆”で始まる語句
混淆式
混淆物
検索の候補
玉石混淆
神仏混淆
混淆式
混淆物
和洋混淆
雅俗混淆
“混淆”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
アーサー・コナン・ドイル
小栗虫太郎
与謝野寛
島崎藤村
牧野富太郎
橘外男
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倉田百三