“電池”の読み方と例文
読み方割合
でんち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょう一は、つくえのそばにあった、手製てせいのモーターをげてせました。電池でんちとおせばまわるまでに、なかなかの苦心くしんがいったのです。
僕が大きくなるまで (新字新仮名) / 小川未明(著)
雨傘あまがさと、懐中電燈の電池でんちを買って、電車で新宿に往った。追分おいわけで下りて、停車場前の陸橋を渡ると、一台居合わした車に乗った。若い車夫はさっさとき出す。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
りょう一のつくえうえには、電池でんちや、真空管しんくうかんや、コイルや、ヒューズや、いろんなものがならんでいるのを、友吉ともきちは、物珍ものめずらしそうにながめていました。
僕が大きくなるまで (新字新仮名) / 小川未明(著)