“警察”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいさつ71.4%
さつ7.1%
おかみ3.6%
こちら3.6%
こっち3.6%
サツ3.6%
ポリツエイスキイ3.6%
ミリチア3.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正午ひるになると毎日まいにち警察署長けいさつしょちょうが、町尽頭まちはずれ自分じぶんやしきから警察けいさつくので
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
法律ほうりつにも警察けいさつ規律きりつにもそむかないかぎりかえって警察から保護ほごを受けなければならないはずだと考えた。
そのための警察けいさつ手配てはい着々ちゃくちゃくとすすみ、おもったよりはやく、町のこれぞと思うところに、警官が動員どういんされていた。
駕籠かごを抜けたが麻雀マージャンお玉。警察さつのガチャガチャ置き土産。アラ行っちゃったア……っていうのはどうだい」
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
万一、警察さつ密告さしやしめえかと思って、途中の自働電話から彼奴あいつを呼出して、もう一度用事が出来たからと云っておいて、引返してみたら、約束しておいた玄関のが開かない。おかしいなと思って、ここへ来て様子を見ているうちに、何もかも見てしまったんだがね……ヘヘヘ……何も心配しなくたっていいんだよ。呉羽さん。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「いや、それがです、有明荘の門前に警察おかみの人数が出張っていて僕を内部に入れてくれんのでしてねえ」
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ま、茶化さずにお聞きなさい。御承知でもありましょうが、日本の警察おかみはこれでなか/\粋に出来ていて、元日だけは何事も大目に見ることになっている。然るに今朝の一件です。ジョン・ハッチソン、瘠せても枯れても新聞記者の端ッくれだア。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
警察おかみの人数が大勢いましたろう」
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「ハイ。恐れ入ります。それから間もなく倉庫主任宛のお電話が警察こちらにかかって参りましたのでスッカリ安心して手配してしまったのです。手配がすんだ証拠に、お山全体の電灯にスイッチを入れると申し上げて置きましたが、おわかりになりましたか」
女坑主 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「君の新聞に書かれる前に、警察こっちの手で引っぱたけば一も二もなかったんだが、すっかり手を廻しくさって……口を揃えて新聞記事を事実無根だとぬかすんだ」
空を飛ぶパラソル (新字新仮名) / 夢野久作(著)
この小ちゃな七連発のオモチャに物を云わせますから……妾はこの坊ちゃんに惚れてるんですからね。そのつもりで話をきめて頂戴……サアサア。警察サツが来ると話が元も子も無くなるわよ。サアサア。早いとこ早いとこ。
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
五時を𢌞ると、ヴェリチャーニノフはやっとのことで、ネフスキイ通りの警察ポリツエイスキイ橋のたもとにある、あるレストラン(すこぶるあやしげな板前だが、とにかくフランス料理の)のドアを押して、いつものとおり隅っこの定めのテーブルに陣どり、つね日ごろ變らぬ夕食を命じた。
警察ミリチア警察ミリチアって云って紙を押しつけ、手の平をつきつけた。
ズラかった信吉 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)