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『ズラかった信吉』
ふりがな文庫
『
ズラかった信吉
(
ズラかったしんきち
)
』
(Ⅰ)東海道本線を三等寝台車が走るようになった。だがあれは、三段にもなっていて、狭く、窮屈で養鶏所の人工孵卵器みたいだ。 シベリア鉄道の三等は二段だ。広軌だから、通路をへだてたもう一方にも窓に沿って一人分の座席があって、全体たっぷりしてる。 …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「改造」1931(昭和6)年7~9月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間50分(500文字/分)
朗読目安時間
約3時間3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
被
(
ぱり
)
上
(
のぼり
)
強
(
こわ
)
警察
(
ミリチア
)
昨夜
(
よんべ
)
俺
(
お
)
夙
(
とう
)
凍
(
し
)
凝
(
じ
)
切
(
きれ
)
和
(
やわら
)
分
(
ぶん
)
先
(
せん
)
痒
(
か
)
装
(
なり
)
表
(
ひょう
)
揶揄
(
からか
)
蹲
(
しゃが
)
脂肉
(
あぶらみ
)
金
(
きん
)
吹雪
(
ふぶ
)
同志
(
タワーリシチ
)
剛
(
つよ
)
浦塩
(
うらじお
)
価
(
ね
)
算
(
かぞ
)
糠
(
ぬか
)
耀
(
かがや
)
箍
(
たが
)
筏
(
いかだ
)
眇目
(
すがめ
)
胡坐
(
あぐら
)
痺
(
しび
)
裸足
(
はだし
)
胡瓜
(
きゅうり
)
脚立
(
きゃたつ
)
膏汗
(
あぶらあせ
)
薯
(
いも
)
樅
(
もみ
)
軈
(
やが
)
轅
(
ながえ
)
退
(
の
)
鑢
(
やすり
)
雀斑
(
そばかす
)
雄基
(
ゆうき
)
靠
(
もた
)
飯
(
めし
)
馴染
(
なじみ
)
小鬢
(
こびん
)
上気
(
のぼ
)
不図
(
ふと
)
伴
(
つ
)
信
(
しん
)
刷毛
(
はけ
)
卓子
(
テーブル
)
呑気
(
のんき
)
啜
(
すす
)
噤
(
つぐ
)
嚇
(
おど
)
嚔
(
くさめ
)
四辺
(
あたり
)
外方
(
そっぽ
)
対手
(
あいて
)
疣政
(
えぼまさ
)
恭々
(
うやうや
)
悄気
(
しょげ
)
憚
(
はばか
)
手洟
(
てばな
)
投
(
ほう
)
捏
(
こ
)
旱魃
(
かんばつ
)
梳
(
す
)
樺太
(
からふと
)
水嵩
(
みずかさ
)
泥濘
(
ぬかるみ
)
漣
(
さざなみ
)
煙管
(
きせる
)
生憎
(
あいにく
)