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靠
ふりがな文庫
“靠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もた
82.0%
よ
11.3%
も
5.3%
もたれ
0.8%
よりかか
0.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もた
(逆引き)
もう入梅の気構えの空が
鬱陶
(
うっとう
)
しく、車室の中がじっとりと生暖いので、幸子と雪子とはうしろに
靠
(
もた
)
れかかったままとろとろとし始め
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
靠(もた)の例文をもっと
(50作品+)
見る
よ
(逆引き)
第三個は鼠色の大外套にくるまり、帽をまぶかに被りてついぢに
靠
(
よ
)
りかゝりたるが、その
身材
(
みのたけ
)
はやゝ小く、
瓶
(
へい
)
を口にあてゝ酒飮み居たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
靠(よ)の例文をもっと
(15作品)
見る
も
(逆引き)
そこで日当りの好い
欄干
(
らんかん
)
に身を
靠
(
も
)
たせたり、
頬杖
(
ほおづえ
)
を突いて考えたり、またしばらくはじっと動かずにただ魂を自由に遊ばせておいてみたりした。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
靠(も)の例文をもっと
(7作品)
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▼ すべて表示
もたれ
(逆引き)
硝子
(
ガラス
)
扉の方に近づいて、その一方の扉を半ば開け放ちながら、それに
靠
(
もたれ
)
れかかった。
風立ちぬ
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
靠(もたれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
よりかか
(逆引き)
彦七
不怺
(
こらえず
)
、
余
(
あまり
)
に
露
(
つゆ
)
も深く候えば、あれまで
負進
(
おいまいら
)
せ候わんとて、前に
跪
(
ひざまず
)
きたれば、女房すこしも
不辞
(
じせず
)
、
便
(
びん
)
のう、いかにかと云いながら、やがて
後
(
うしろ
)
にぞ
靠
(
よりかか
)
りける、南無妙。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
靠(よりかか)の例文をもっと
(1作品)
見る
靠
漢検1級
部首:⾮
15画
“靠”を含む語句
靠着
売身投靠
靠垂
靠掛
“靠”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
橘外男
魯迅
蘭郁二郎
夏目漱石
谷譲次
岩野泡鳴
幸田露伴
岡本かの子
堀辰雄