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痒
ふりがな文庫
“痒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かゆ
69.9%
がゆ
22.4%
か
5.8%
かい
1.2%
かゆき
0.4%
が
0.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かゆ
(逆引き)
田山白雲の身の廻りのことは、三度の食事から、
蒲団
(
ふとん
)
の上げ下ろしまで、
痒
(
かゆ
)
いところへ手の届くように世話してくれる者があります。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
痒(かゆ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
がゆ
(逆引き)
それを感じた時のむづ
痒
(
がゆ
)
いやうな一種の
戦慄
(
せんりつ
)
は、到底形容する
語
(
ことば
)
がない。私は唯、それを私自身の動作に飜訳する事が出来るだけだ。
世之助の話
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
痒(がゆ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
か
(逆引き)
そしてその毛の残つた処は非常な
痒
(
か
)
ゆさを感じたり、或は痛んで脹れ上つたりさへもする。それはよくビロオドのやうな幼虫とまちがへられる。
科学の不思議
(新字旧仮名)
/
ジャン・アンリ・ファーブル
(著)
痒(か)の例文をもっと
(15作品)
見る
▼ すべて表示
かい
(逆引き)
ナアニこれが他人で見るがいい、お前さんが御免になッたッて成らなくッたッて
此方
(
こっち
)
にゃア痛くも
痒
(
かい
)
くも何とも無い
事
(
こっ
)
たから、何で世話を焼くもんですか。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
痒(かい)の例文をもっと
(3作品)
見る
かゆき
(逆引き)
人伝
(
ひとづ
)
てにては何分にも靴を隔てて
痒
(
かゆき
)
を掻くの
憾
(
うらみ
)
に堪へぬからです、
今日
(
こんにち
)
に
至
(
いたつ
)
ては、
強
(
しひ
)
て貴嬢の御承諾を得たいと云ふのが私の希望では御座いませぬ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
痒(かゆき)の例文をもっと
(1作品)
見る
が
(逆引き)
良
(
やや
)
しばらく眺めていると今度は掌がむず
痒
(
が
)
ゆくなる。一刻の安きを
貪
(
むさぼ
)
った
後
(
あと
)
は、安き
思
(
おもい
)
を、なお安くするために、裏返して得心したくなる。小野さんは思い切って、封筒を机の上に
逆
(
ぎゃく
)
に置いた。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
痒(が)の例文をもっと
(1作品)
見る
痒
漢検1級
部首:⽧
11画
“痒”を含む語句
痛痒
歯痒
羞痒
齒痒
隔靴掻痒
痛痒相冒
齒痒相
齋痒
閔致痒
薄痒
羽痒
痾痒
催痒性
痒序
擽痒感覚
擽痒
揩磨苛痒風助威
掻痒記
掻痒
奇痒
“痒”のふりがなが多い著者
中里介山
三遊亭円朝
夏目漱石
吉川英治
徳田秋声
谷崎潤一郎
山本周五郎
泉鏡花
泉鏡太郎
高浜虚子