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『世之助の話』
ふりがな文庫
『
世之助の話
(
よのすけのはなし
)
』
友だち処でね、一つ承りたい事があるんだが。 世之助何だい。馬鹿に改まつて。 友だちそれがさ。今日はふだんとちがつて、君が近々に伊豆の何とか云ふ港から船を出して、女護ヶ島へ渡らうと云ふ、その名残りの酒宴だらう。 世之助さうさ。 友だちだから、 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新小説」1918(大正7)年4月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
紅
(
もみ
)
香
(
かう
)
柔
(
やはらか
)
対
(
つゐ
)
外
(
はづ
)
尋
(
き
)
言上
(
ことあ
)
僅
(
わづか
)
反
(
かへ
)
幸
(
さいはひ
)
滑
(
なめらか
)
羞恥
(
しうち
)
蹲
(
うづくま
)
凡
(
およそ
)
味
(
あぢは
)
後
(
うしろ
)
殆
(
ほとんど
)
殺
(
そ
)
物騒
(
ぶつさう
)
男女
(
なんによ
)
町家
(
ちやうか
)
祟
(
たたり
)
老爺
(
おやぢ
)
聊
(
いささか
)
丁稚
(
でつち
)
中
(
なか
)
交錯
(
かうさく
)
伴
(
とも
)
伽羅
(
きやら
)
品
(
ひん
)
唇
(
くち
)
太夫
(
たいふ
)
女護
(
によご
)
字
(
あざな
)
寧
(
むしろ
)
尤
(
もつと
)
心
(
しん
)
悪
(
にく
)
手習
(
てならひ
)
昨日
(
きのふ
)
曰
(
いは
)
杭
(
くひ
)
棹
(
さを
)
櫛
(
ぐし
)
河岸
(
がし
)
生際
(
はえぎは
)
痒
(
がゆ
)
羨
(
うらやま
)
舳
(
みよし
)
舷
(
ふなべり
)
草紙
(
さうし
)
蒙
(
かうむ
)
蝋燭
(
らふそく
)
裾取
(
すそとり
)
谷
(
や
)
近々
(
きんきん
)
雫
(
しづく
)
靨
(
ゑくぼ
)
一桁
(
ひとけた
)
上
(
のぼ
)
中
(
うち
)
今日
(
こんにち
)
何時
(
いつ
)
儘
(
まま
)
午
(
ひる
)
可也
(
かなり
)
吐息
(
といき
)
嗅
(
か
)
四
(
よ
)
垢
(
あか
)
夥
(
おびただ
)
始
(
はじめ
)
家並
(
やなみ
)
容子
(
ようす
)
小肥
(
こぶと
)
少人
(
せうじん
)
島
(
しま
)
幟
(
のぼり
)
廓
(
くるわ
)
弄
(
もてあそ
)
彼是
(
かれこれ
)
後
(
あと
)
愈
(
いよいよ
)
成人
(
おとな
)
戦慄
(
せんりつ
)
手柔
(
てやはら
)
昨夜
(
ゆうべ
)
朧
(
おぼろ
)
核
(
たね
)
桟橋
(
さんばし
)
櫓
(
やぐら
)
洟
(
はな
)
灰墨
(
はひずみ
)
甘輝
(
かんき
)
白粉
(
おしろい
)
真
(
ま
)
睫毛
(
まつげ
)
祐善
(
すけよし
)
稍
(
やや
)
算盤
(
そろばん
)