“生際”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はえぎわ65.5%
はえぎは24.1%
はへぎは8.6%
まぎわ1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“生際”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本12.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
鼻筋の通った円顔は白粉焼おしろいやけがしているが、結立ゆいたての島田の生際はえぎわもまだ抜上ぬけあがってはいない。
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ホームズは上半身を前へ曲げるようにして、調馬師の耳へ何か囁いた。と、ブラウンはぎくりとして、生際はえぎわまで真赤になった。
なん見得みえも、色氣いろけもなう、鼻筋はなすぢとほつた、生際はえぎはのすつきりした、きつとして
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
生際はえぎはのあだ白く拔上つた、黒眼鏡の下の鼻の、婆さんらしく無くつんと高いのが、根性をよく見せ無かつた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
引続いての多忙と、引続いての寝不足とが、彼の顔色を蒼ざめさせ、生際はへぎはのあたりにいくらかの雲脂ふけさへ見える。
瘢痕 (新字旧仮名) / 平出修(著)
生際はへぎはの好い人は其れでも好いが、さうでない人は何とか工夫を施したいものである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
警部補の発言で、人々は自動車くるまを捨てて谷際たにぎわへ立った。ヘッド・ライトの光の中へ屈み込んで調べると、間もなく道端の芝草の生際まぎわに、クーペが谷へ滑り込んだそれらしい痕がみつかった。
白妖 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)