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腑
ふりがな文庫
“腑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふ
99.4%
ぷ
0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふ
(逆引き)
それにしてもあんな方角に、あれほどの人家のある場所があるとすれば、一たい
何処
(
どこ
)
なのであろう。私は少し
腑
(
ふ
)
に落ちぬ気持がする。
西班牙犬の家:(夢見心地になることの好きな人々の為めの短篇)
(新字新仮名)
/
佐藤春夫
(著)
Sさんは
一寸
(
ちょっと
)
腑
(
ふ
)
に落ちないような表情をしたが、K氏あてに手紙を書いてくれ、お百姓さんに対しては私のために礼を述べてくれた。
遁走
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
腑(ふ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぷ
(逆引き)
「疲れてゐるから、酒はよく利くぜ、五
臟
(
ざう
)
六
腑
(
ぷ
)
を驅けめぐるやうだ、ところで——」
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「目違い致すな。江戸侍は
気
(
き
)
ッ
腑
(
ぷ
)
が違うわッ」
旗本退屈男:04 第四話 京へ上った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
腑(ぷ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“腑”の意味
《名詞》
(はらわた)内臓。
(フ)精神、感覚。
(出典:Wiktionary)
腑
漢検1級
部首:⾁
12画
“腑”を含む語句
臓腑
胃腑
腑甲斐
腑抜
腑分
臟腑
腑分図
肺腑
五臓六腑
腑伏
腑効
六腑
肝腑
腑分指示書
腑抜声
脾腑
腑脱
腹腑
臓腑様
怨腑
“腑”のふりがなが多い著者
吉川英治
野村胡堂
紫式部
中里介山
谷崎潤一郎
江戸川乱歩
山本周五郎
海野十三
夏目漱石
佐々木味津三