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腑抜
ふりがな文庫
“腑抜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふぬ
89.7%
ふぬけ
10.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふぬ
(逆引き)
兄の
生
(
き
)
まじめな話が一くさり済むと、満蔵が
腑抜
(
ふぬ
)
けな話をして一笑い笑わせる。話はまたおとよさんの事になる。政さんは真顔になって
隣の嫁
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
「よく私は
吾家
(
うち
)
のお
父
(
とっ
)
さんにそう言われますよ——愛宕下へ行って帰って来ると、まるで一日二日は
腑抜
(
ふぬ
)
けのように成ってしまうなんて」
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
腑抜(ふぬ)の例文をもっと
(26作品)
見る
ふぬけ
(逆引き)
と、教授は
腑抜
(
ふぬけ
)
のした顔でそれをもじや
繰
(
ぐ
)
つてゐるうち、ふと仏様の笑顔が家主の
因業爺
(
いんごふぢい
)
のやうに見え出した。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「だから
先刻
(
さっき
)
から云ってるじゃありませんか。私が冷淡に見えるのは、全く私が
腑抜
(
ふぬけ
)
のせいだって」
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
腑抜(ふぬけ)の例文をもっと
(3作品)
見る
腑
漢検1級
部首:⾁
12画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“腑抜”で始まる語句
腑抜声
検索の候補
腑抜声
“腑抜”のふりがなが多い著者
火野葦平
高見順
吉川英治
有島武郎
薄田泣菫
三遊亭円朝
伊藤左千夫
島崎藤村
夏目漱石
神西清