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ふぬ
ふりがな文庫
“ふぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
腑抜
92.9%
布努
3.6%
腑脱
3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腑抜
(逆引き)
「よく私は
吾家
(
うち
)
のお
父
(
とっ
)
さんにそう言われますよ——愛宕下へ行って帰って来ると、まるで一日二日は
腑抜
(
ふぬ
)
けのように成ってしまうなんて」
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ふぬ(腑抜)の例文をもっと
(26作品)
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布努
(逆引き)
「
私
(
わし
)
は
布努
(
ふぬ
)
村に住む稲生平太郎と申す武士じゃ、何も心配せらるることはない、何といたされた」
魔王物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ふぬ(布努)の例文をもっと
(1作品)
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腑脱
(逆引き)
そしてそれが
漸
(
ようや
)
く遠ざかつて行くと彼は
腑脱
(
ふぬ
)
けのやうになつて行つた。彼は
空
(
から
)
念仏を唱へながら、
滅多
(
めった
)
に彼の部屋の外へ出ないため、
俄
(
にわ
)
かに彼の部屋専用に付けさせた便所へ出入りするやうになつた。
老主の一時期
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
ふぬ(腑脱)の例文をもっと
(1作品)
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