“腑甲斐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふがい80.0%
ふがひ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その度毎に、神尾は自分を歯痒がったり、腑甲斐ふがいないと自奮してみたりする気になるが、さて面と向うと、どうにもならないのがしゃくだ。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
吉兵衛の腑甲斐ふがいなさばかりではなく、染物屋などにとっては運の悪い時世じせいで、天保十三年の水野の改革で着物の新織新型、羽二重、縮緬
顎十郎捕物帳:18 永代経 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「兄さん、後生だから、そんな事は止して下さい。捨てられたのは私の腑甲斐ふがひなさで、お駒に少しも惡いことはありません」
さびしき微笑びせう)わたしのやうに腑甲斐ふがひないものは、大慈大悲だいじだいひ觀世音菩薩くわんぜおんぼさつも、お見放みはなしなすつたものかもれません。
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)