藪の中やぶのなか
さやうでございます。あの死骸を見つけたのは、わたしに違ひございません。わたしは今朝何時もの通り、裏山の杉を伐りに參りました。すると山陰の藪の中に、あの死骸があつたのでございます。あつた所でございますか …
作品に特徴的な語句
脾腹ひばら うそ 身悶みもだ 午頃ひるごろ 近寄ちかよ すぎ 三度みたび のこ 不足ふそく 一筋ひとすぢ 面倒めんだう 決心けつしん 同時どうじ 時刻じこく 身震みぶる 沙門しやもん 草木くさき 見守みまも おく ささ 足音あしおと かは 名高なだか 水干すいかん 眼尻めじり 遺恨ゐこん 頬張ほほば 半時はんとき 此處ここ 落葉おちば 仕遂しと 太刀打たちう なは 御覽ごらん うり つた 黒塗くろぬ 一蹴ひとけ 弓矢ゆみや 洛中らくちう 薄暗うすぐら 山陰やまかげ うば 青芒あをすすき 差出さしで 蘇芳すはう 皮肉ひにく わけ むこ 無用むよう 不意ふい 何度なんど 傷口きずぐち 市女笠いちめがさ なら 一思ひとおも 天下てんか 人殺ひとごろ 血相けつそう しづ 澤山たくさん かく 薄闇うすやみ まゐ 血潮ちしほ 餘程よほど 無念むねん 憤然ふんぜん 懸命けんめい 打出うちだ ゆみ へん 初更しよかう 御詮議ごせんぎ 殘酷ざんこく 箇所かしよ そう 快活くわいくわつ 自身じしん 半町はんちやう 猛然まうぜん 女菩薩によぼさつ たから 手放てばな えびら 白状はくじやう 腹立はらだ 念頭ねんとう 態度たいど 興奮こうふん 昨年さくねん あば 一突ひとつ 急病きふびやう 石橋いしばし 顏色がんしよく
題名が同じ作品
藪の中 (新字新仮名)芥川竜之介 (著)