“箇所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かしょ60.0%
ところ23.3%
かしよ13.3%
とこ3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そればかりか、空気服をつけている者は、破損の箇所かしょを応急修理するために活動ができる。だから空気服を全員につけさせるのだ。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)
いあんばいに、天人の彫りは無事で、げた箇所ところ波形なみがただけですが、その波形はほりでなくって、みんな、薄い板が組み合せてあるのです。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
それでも幾日いくにちつゞいたあめみづたくはへてひくはたしばらかわくことがなかつた。みづためひたつた箇所かしよすくなくなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
お房の母は愛想あいそく、「窮屈な、嫌な箇所とこでせう。」
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)