“田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
た80.6%
だ7.8%
でん7.8%
たな1.0%
タコ1.0%
畑1.0%
かり1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いまごろ、弓(ゆみ)なんか持(も)ったかがしなんてあるものでない。どこの田(た)や、圃(はたけ)でも、鉄砲(てっぽう)を持(も)った、勇(いさ)ましいかがしを立(た)てている。」
からすとかがし (新字新仮名) / 小川未明(著)
私の田社考(でんしゃこう)は急に興味を加え、最初にまずこの近所の高等農林校の学生のために、病(やま)い田(だ)の話という長い講演をしたのが、その半月ほど後のことであった。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
十八史略までは素読(そどく)を授かった覚えのある七兵衛は、「我をして洛陽負郭二頃(らくようふかくにきょう)の田(でん)あらしめば、いずくんぞよく六国の相印(しょういん)を佩(お)びんや」
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
あの捧げものの田(たな)つ物と、畑(はた)つ物と、かぐの木の実とは、公平に分配してもらえるか、或いは自由競争で取るに任せるか、その未来の希望を胸に描いて
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ンヤ好(エ)デヤなア、雪(ユギ)ア解(と)ゲデセエ、鯡(ニシ)ゴト日當(ひあダ)りの屋根(ヤネ)サ干すエネ成(な)れば田(タコ)ア忙(エそ)がしグ成(な)テ、夫(オド)と晝間(シルマ)まで田(タコ)掻廻(カマ)して、それガラ田畔(タノクロ)サあがテせ、飯(ママ)も喰(ク)ば
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
その方が病気でもって麦田(畑)の別荘に居られる。チベットでは別段花を観(み)に行くと言ったところが桃の花ぐらいのもので、じきになくなってしまって面白くもない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
若敖卒してのち母と共に䢵に畜(やしな)わるる間䢵子の女に淫し令尹(れいいん)子文を生んだ、䢵の夫人これを夢中に弃(す)てしむると、虎が自分の乳で子文を育った、䢵子田(かり)して見付け惧れ帰ると夫人実を以て告げ