“田舎訛”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いなかなま53.3%
いなかなまり26.7%
いなかかま6.7%
ゐなかなま6.7%
ゐなかなまり6.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“田舎訛”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語1.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.4%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
亢奮かうふんしたせいか、少しばかり直りかけた田舎訛いなかなまりが、すっかり生地きじを出してしまいます。
判官三郎の正体 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
彼女の言葉は四五年前のように「それは」を S-rya と発音する田舎訛いなかなまりを改めなかった。
玄鶴山房 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「あれ、真実ほんとかなし」とお延は田舎訛いなかなまりで言って、床の上に起直った。「私は夢でも見たかと思った」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
しゃべりだすと油紙に火がついたように、べらべらと止め度もなく田舎訛いなかなまりの能弁が薄いくちびるいてほとばしるのだった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
苦学生に扮装したこの頃の行商人が横風おうふうに靴音高くがらりと人のうち格子戸こうしどを明け田舎訛いなかかまりの高声たかごえに奥様はおいでかなぞと
何々食堂とか何々酒場とか云ふ、田舎訛ゐなかなまりの小女が註文された品を甲高かんだかい声で叫ぶ大衆的な店を飲み歩いて、三人は相当に酔払つてゐた。
大凶の籤 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
そばで聞いては、何とも了解わからぬやうな太甚はなはだしい田舎訛ゐなかなまりで、互に何事をか声高く語り合ふので
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
と続いて田舎訛ゐなかなまりの声。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)