トップ
>
甲高
ふりがな文庫
“甲高”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんだか
98.3%
こうだか
1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんだか
(逆引き)
それはほとんど生きているとは思われない
海鼠
(
なまこ
)
のような団塊であったが、時々見かけに似合わぬ
甲高
(
かんだか
)
いうぶ声をあげて鳴いていた。
子猫
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
やがて間もなく、
真蒼
(
まっさお
)
になった女房が番台から
裾
(
すそ
)
を
乱
(
みだ
)
して飛び降りて来るなり、由蔵の駆けて入った釜場の
扉口
(
とぐち
)
で
甲高
(
かんだか
)
い叫びを発した。
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
甲高(かんだか)の例文をもっと
(50作品+)
見る
こうだか
(逆引き)
どうか十文の講演をやってくれ、あそこは十一文
甲高
(
こうだか
)
の講演でなければ困るなどと注文される。
道楽と職業
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「この節は十文半の
足袋
(
たび
)
が
嵌
(
はま
)
りません。
莫迦
(
ばか
)
に
甲高
(
こうだか
)
と来てるんですからねえ」
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
甲高(こうだか)の例文をもっと
(2作品)
見る
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
“甲高”で始まる語句
甲高声
検索の候補
甲高声
高向甲斐
“甲高”のふりがなが多い著者
梅崎春生
岩野泡鳴
永井壮吉
谷崎潤一郎
江戸川乱歩
林不忘
徳田秋声
永井荷風
壺井栄
島崎藤村