“扉口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とぐち80.6%
ドアぐち11.1%
ドア5.6%
とびらぐち2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて間もなく、真蒼になった女房が番台からして飛び降りて来るなり、由蔵の駆けて入った釜場の扉口甲高い叫びを発した。
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それから、スリッパの跡の調査を始めたが、それは聖窟の階段を上りきった頭上の扉口——すなわち墓地の棺龕まで続いている。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
顔色は土のように褪め、恐怖に見開らかれたその眼は、焼きつくように表の扉口へ注がれている。
動かぬ鯨群 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
清三が扉口をのぞいて見ると、この母子ホームの三四年の子供たち六七人が、手に手に青い木や草の根つこのあるのをさげて、三階の上の、屋上の階段へ登つて行くところでした。
母子ホームの子供たち (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)