“扉前”の読み方と例文
読み方割合
とまえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七ツ半近くお前さんが土蔵の扉前とまえでウロウロしているのを雪隠せっちんの窓から見かけたものがあるというんだが、それはどうしたわけなんだ
顎十郎捕物帳:18 永代経 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
刈上祝かりあげいはひの餠搗の相どりをしたあとで、大きな福手餠ふくてもちを子供に貰つてやつたら、彼等は目を丸くして喜び勇んだこともあつた。小作米がくらに運ばれて、扉前とまえで桝を入れる。
夜烏 (新字旧仮名) / 平出修(著)