扉口ドア)” の例文
顔色は土のようにあお褪め、恐怖に見開らかれたその眼は、焼きつくように表の扉口ドアへ注がれている。
動かぬ鯨群 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
理平は、扉口ドアに立った騎手の島崎と、夫人と姪とに気がついて
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)