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『動かぬ鯨群』
ふりがな文庫
『
動かぬ鯨群
(
うごかぬげいぐん
)
』
「どかんと一発撃てば、それでもう、三十円丸儲けさ」 いつでも酔って来るとその女は、そう云ってマドロス達を相手に、死んだ夫の話をはじめる。捕鯨船北海丸の砲手で、小森安吉と云うのが、その夫の名前だった。成る程女の云うように、生きている頃は、一発 …
著者
大阪圭吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新青年」博文館、1936(昭和11)年10月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約29分(500文字/分)
朗読目安時間
約48分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
啄
(
も
)
甲板
(
そと
)
犯
(
や
)
船長
(
マスター
)
酒場
(
みせ
)
速力
(
そくど
)
陽光
(
ひかげ
)
昨夜
(
ゆんべ
)
節
(
ノット
)
船首
(
おもて
)
繰
(
たぐ
)
光芒
(
ひかり
)
前檣
(
マスト
)
扉口
(
ドア
)
移牒
(
うつ
)
薄暗
(
うすやみ
)
云々
(
しかじか
)
宮守
(
やもり
)
根室
(
ここ
)
甲板
(
デッキ
)
眼配
(
めくばせ
)
睡
(
ね
)
舷
(
ふなべり
)
船側
(
サイド
)
船首
(
みよし
)
苦笑
(
にがわらい
)
轆轤
(
かぐらさん
)
雪崩
(
なだ
)
馳
(
か
)
齎
(
もた
)
丸辰
(
まるたつ
)
側
(
そば
)
傾
(
かし
)
出張
(
でば
)
出漁
(
で
)
午下
(
ひるさが
)
受信
(
きき
)
呆気
(
あっけ
)
周囲
(
まわり
)
喋舌
(
しゃべ
)
喘
(
あえ
)
噤
(
つぐ
)
噸
(
トン
)
固唾
(
かたず
)
室
(
へや
)
家
(
うち
)
容易
(
たやす
)
小母
(
おば
)
尻穂
(
しっぽ
)
岩倉
(
いわくら
)
序
(
ついで
)
彷徨
(
さまよ
)
扉
(
ドア
)
扉口
(
とぐち
)
択捉
(
えとろふ
)
撒
(
ま
)
昨日
(
きのう
)
時化
(
しけ
)
時坊
(
ときぼう
)
東屋
(
あずまや
)
歳
(
とし
)
法螺
(
ほら
)
流石
(
さすが
)
浬
(
カイリ
)
浮流
(
うきなが
)
海豚
(
いるか
)
海霧
(
ガス
)
滅入
(
めい
)
漲
(
みなぎ
)
澱
(
よど
)
為
(
な
)
発見
(
みつ
)
眉宇
(
びう
)
瞋
(
いか
)
硝子
(
ガラス
)
祟
(
たた
)
突創
(
つききず
)
縮尻
(
しくじり
)
繰
(
く
)
美代
(
みよ
)
翌
(
あく
)
船橋
(
ブリッジ
)
蓬々
(
ぼうぼう
)
虱潰
(
しらみつぶ
)
行会
(
ゆきあ
)
行衛
(
ゆくえ
)
術
(
すべ
)
覿面
(
てきめん
)
贋
(
にせ
)
辺
(
あたり
)
追々
(
おいおい
)
退
(
の
)
途
(
みち
)
達磨
(
だるま
)
銛
(
もり
)
銛砲
(
せんぽう
)
銛綱
(
せんこう
)
錨
(
いかり
)
階下
(
した
)
隻
(
せき
)