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隻
ふりがな文庫
“隻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せき
80.5%
そう
7.3%
さう
2.4%
かたかた
2.4%
かたし
2.4%
ぱい
2.4%
ひとり
2.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せき
(逆引き)
「巡洋艦四
隻
(
せき
)
と、駆逐艦四隻を沈めましたよ。光線をあてて、僕は時計をじっと計っていたら、四分間だった。たちまちでしたよ。」
微笑
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
隻(せき)の例文をもっと
(33作品)
見る
そう
(逆引き)
港内には、大小の汽船が七八
隻
(
そう
)
碇泊
(
ていはく
)
している。西日が、汽船の白い腹へ、かんかんとあたっている。
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
隻(そう)の例文をもっと
(3作品)
見る
さう
(逆引き)
昨夜
(
さくや
)
新嘉坡
(
シンガポール
)
發
(
はつ
)
、一
片
(
ぺん
)
の
長文
(
ちやうぶん
)
電報
(
でんぽう
)
は、
日本
(
につぽん
)
の
海軍省
(
かいぐんせう
)
に
到達
(
たうたつ
)
した
筈
(
はづ
)
であるが、二
隻
(
さう
)
は
去
(
さ
)
る
金曜日
(
きんえうび
)
をもつて、
印度大陸
(
インドたいりく
)
の
尖端
(
せんたん
)
コモリンの
岬
(
みさき
)
を
廻
(
めぐ
)
り
錫崙島
(
セイロンたう
)
の
沖
(
をき
)
を
※
(
す
)
ぎ、
殘月
(
ざんげつ
)
淡
(
あは
)
きベンガル
灣頭
(
わんとう
)
、
行會
(
ゆきあ
)
ふ
英
(
エイ
)
、
佛
(
フツ
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
隻(さう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
かたかた
(逆引き)
鬘
(
かつら
)
を
被
(
き
)
たるやうに
梳
(
くしけづ
)
りたりし彼の髪は
棕櫚箒
(
しゆろぼうき
)
の如く乱れて、
環
(
かん
)
の
隻
(
かたかた
)
捥
(
も
)
げたる羽織の
紐
(
ひも
)
は、
手長猿
(
てながざる
)
の月を
捉
(
とら
)
へんとする
状
(
かたち
)
して
揺曳
(
ぶらぶら
)
と
垂
(
さが
)
れり。主は見るよりさも
慌
(
あわ
)
てたる顔して
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
隻(かたかた)の例文をもっと
(1作品)
見る
かたし
(逆引き)
帽子も
鉄鞭
(
てつべん
)
も、
懐
(
ふところ
)
にせしブックも、
薩摩下駄
(
さつまげた
)
の
隻
(
かたし
)
も投散されたる中に、
酔客
(
すいかく
)
は半ば身を
擡
(
もた
)
げて血を流せる右の
高頬
(
たかほ
)
を平手に
掩
(
おほ
)
ひつつ
寄来
(
よりく
)
る婦人を
打見遣
(
うちみや
)
りつ。彼はその前に
先
(
ま
)
づ
懦
(
わるび
)
れず会釈して
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
隻(かたし)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぱい
(逆引き)
「いましがた、黒船が一
隻
(
ぱい
)
、艫を
横切
(
よぎ
)
って風下のほうへ行きよりました」
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
隻(ぱい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひとり
(逆引き)
高利貸の
※
(
わな
)
に
罹
(
かか
)
つたばかりで、自分の躯には生涯の
疵
(
きず
)
を付け、
隻
(
ひとり
)
の母親は……殺して了ひ、又その上に……
許婚
(
いひなづけ
)
は破談にされ、……こんな情無い思を為る位なら
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
隻(ひとり)の例文をもっと
(1作品)
見る
隻
常用漢字
中学
部首:⾫
10画
“隻”を含む語句
隻手
隻脚
一隻
隻眼
四隻
隻頬
隻腕
隻句
片言隻句
一隻眼
隻葉
片隻
隻語
隻足
隻方
片言隻語
隻肱
三隻
数隻
船隻
...
“隻”のふりがなが多い著者
高見順
押川春浪
海野十三
大阪圭吉
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
和辻哲郎
神西清
横光利一
宮沢賢治
菊池寛