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鉄鞭
ふりがな文庫
“鉄鞭”の読み方と例文
読み方
割合
てつべん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てつべん
(逆引き)
やがて彼は
鉄鞭
(
てつべん
)
を
曳鳴
(
ひきなら
)
して大路を右に出でしが、二町ばかりも行きて、
乾
(
いぬゐ
)
の
方
(
かた
)
より狭き坂道の開きたる
角
(
かど
)
に来にける
途端
(
とたん
)
に、風を帯びて
馳下
(
はせくだ
)
りたる
俥
(
くるま
)
は
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
中に
驢
(
ろ
)
に乗っている二、三の賊将が
鉄鞭
(
てつべん
)
を
指
(
さ
)
して、何かいっていたように見えたが、やがて、馬元義の姿を見かけたか、寺のほうへ向って、一散に近づいてきた。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と間もなく、大男の四十
位
(
ぐらい
)
の中尉が、帽子も
被
(
かぶ
)
らず半ズボンで、
鉄鞭
(
てつべん
)
を持って出て来た。
雲南守備兵
(新字新仮名)
/
木村荘十
(著)
鉄鞭(てつべん)の例文をもっと
(7作品)
見る
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
鞭
漢検準1級
部首:⾰
18画
“鉄”で始まる語句
鉄
鉄瓶
鉄漿
鉄槌
鉄砲
鉄棒
鉄扉
鉄格子
鉄鎚
鉄柵
“鉄鞭”のふりがなが多い著者
木村荘十
徳富蘇峰
尾崎紅葉
魯迅
吉川英治