“寄来”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よこ80.0%
よりく13.3%
よりき6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「信じないのね、いいわ。必要ならその女から来た手紙を見せてあげます、その女が兄さんの子供を生んだとき寄来よこした手紙を——」
(新字新仮名) / 山本周五郎(著)
たちま一閃いつせんの光ありて焼跡を貫く道のほとりを照しけるが、そのともしび此方こなたに向ひてちかづくは、巡査の見尤みとがめて寄来よりくるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
彼は行かんとして、更に宮のそば近く寄来よりき
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)