“寄生木”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
やどりぎ76.7%
ホヨ10.0%
やどり3.3%
フユキ3.3%
ホヤ3.3%
ヤドリギ3.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“寄生木”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 植物学 > 植物地理 植物誌100.0%
哲学 > 神道 > 神道20.0%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 年中行事・祭礼16.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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八五郎は板屋家の塀の外に、寄生木やどりぎのやうに喰ひ付いた小さい家を顎で指し乍ら、切戸を押しあけて板屋家の庭へ入るのでした。
修道組合が大なる社会組織に対する関係は、あたかも寄生木やどりぎかしの木におけるがごとく、いぼの人体におけるがごときものである。
山人が持つて来た土産には、寄生木ホヨ・羊歯の葉、その他いろ/\なものがあつたので、今も正月の飾りものになつてゐますが、削りかけ・削り花なども、その一種だつたのです。
門松のはなし (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
山の蔓草や羊歯の葉の山縵ヤマカヅラや、「あしびきの山の木梢コヌレ」から取つたといふ寄生木ホヨ頭飾カザシや、山の立ち木の皮を剥いで削り掛けた造り花などであつた。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
お前さん山手の方へよっておいでなさいませんと、道が悪うございますよ、崩れ掛った所が有りますから、何時もいう通りにね、あの寄生木やどりの出た大木の方に附いてお出でなさいよ……あゝまア思いがけなく清兵衞さんがお出でなすって、一晩お泊め申してゆっくり話を聞きたいが
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
寄生木フユキのよ。其」と言ひつゞけて、本末からカラの聯想をして「其やどつた木の岐れの太枝カラの陰の(寄生)木のよ。うちふるふ音のさや/\とする、この通り、御身・御命の、さつぱりとすこやかにましまさう」と言ひつゞけて、からがしたきからからぬを起して、しまひに、採り物のなづの木の音のさや/\に落して行つたのだ。
山苞の中の寄生木ホヤ(昔はほよ)は、魂を分割する木の意味でふゆと言ふのである。
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
私達の村は寄生木ヤドリギ村字鬼涙キナダと称ばれた。
剥製 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)