“寄生蟲”の読み方と例文
新字:寄生虫
読み方割合
きせいちう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もつとも俺は此のうち寄生蟲きせいちうだからな。」と自分をけなしつけても見て、「此の家から謂つたら、俺は確に謀叛人むほんにんだが、俺から謂つたら、此の家の空氣は俺に適しない、 ...
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
雨落あまおち敷詰しきつめたこいしにはこけえて、蛞蝓なめくぢふ、けてじと/\する、うち細君さいくん元結もとゆひをこゝにてると、三七さんしち二十一日にじふいちにちにしてくわして足卷あしまきづける蟷螂かまきりはら寄生蟲きせいちうとなるといつて塾生じゆくせいのゝしつた。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)