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礫
ふりがな文庫
“礫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つぶて
61.4%
こいし
29.8%
いし
2.8%
はりつけ
2.8%
いしころ
1.4%
れき
1.4%
いしこ
0.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぶて
(逆引き)
雪国の
習
(
ならい
)
として、板屋根には沢山の石が載せてあるので、彼は
手当
(
てあたり
)
次第に取って投げた。石の
礫
(
つぶて
)
と雪の礫とが
上下
(
うえした
)
から乱れて飛んだ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
礫(つぶて)の例文をもっと
(50作品+)
見る
こいし
(逆引き)
美
(
うつく
)
しい
瀬
(
せ
)
を
立
(
た
)
てて、
玉
(
たま
)
のやうな
礫
(
こいし
)
をおもしに、
獸
(
けもの
)
の
皮
(
かは
)
の
白
(
しろ
)
く
晒
(
さら
)
されたのが
浸
(
ひた
)
してある
山川
(
やまがは
)
に
沿
(
そ
)
うて
行
(
ゆ
)
くと、
山
(
やま
)
の
奧
(
おく
)
にまた
山
(
やま
)
があつた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
礫(こいし)の例文をもっと
(50作品+)
見る
いし
(逆引き)
「そんな事は、」とお正はうつむいた、そして二人は人家から離れた、
礫
(
いし
)
の多い凸凹道を、静かに歩んでいる。
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
礫(いし)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
はりつけ
(逆引き)
切支丹ならば
御法度
(
ごはっと
)
も御法度の上に、その身は
礫
(
はりつけ
)
、
家蔵身代
(
いえくらしんだい
)
は
闕所
(
けっしょ
)
丸取られと相場が決まっているんだから、——おお、苦しい! 太夫水を
旗本退屈男:04 第四話 京へ上った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
礫(はりつけ)の例文をもっと
(6作品)
見る
いしころ
(逆引き)
やい何を
為
(
し
)
やアがるんだ、
斯
(
こ
)
んなものを
打附
(
ぶっつ
)
けやアがって、畜生め、財布の中へ
礫
(
いしころ
)
か何か入れて置いて、人の頭へ叩き附けて、ざまア見やアがれ、
彼様
(
あん
)
な汚ない
形
(
なり
)
を
為
(
し
)
ていながら
文七元結
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
礫(いしころ)の例文をもっと
(3作品)
見る
れき
(逆引き)
その大石というのは
子持石
(
こもちいし
)
であった。
凝灰岩
(
ぎょうかいがん
)
に堅くて黒い
礫
(
れき
)
を
孕
(
はら
)
んでいる。その大小の礫の抜け出したあとが
痘痕
(
あばた
)
のように見える。その穴にはしのぶが生えている。いわゆるのきしのぶである。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
礫(れき)の例文をもっと
(3作品)
見る
いしこ
(逆引き)
礫
(
いしこ
)
を一つ包みてありけり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
礫(いしこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“礫”の解説
礫(䃯、れき、つぶて、こいし)は、小さい石、小石である。「礫」には様々な定義があるが(#大きさによる分類参照)、本項では特に断りのない限り、砂、ゴマ粒よりも大きく、握り拳大程度までの大きさの石について述べる。
(出典:Wikipedia)
礫
漢検1級
部首:⽯
20画
“礫”を含む語句
砂礫
瓦礫
石礫
礫川
小礫
火山礫
飛礫
礫道
磧礫
沙礫
火山礫層
雪礫
人礫
紙礫
礫刑
石飛礫
紙飛礫
天狗礫
巨礫
礫岩
...
“礫”のふりがなが多い著者
泉鏡花
中里介山
林不忘
吉川英治
黒島伝治
直木三十五
泉鏡太郎
蒲原有明
国木田独歩
石川啄木