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天狗礫
ふりがな文庫
“天狗礫”の読み方と例文
読み方
割合
てんぐつぶて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんぐつぶて
(逆引き)
其友の謂ふやう、此は
天狗礫
(
てんぐつぶて
)
と云ふものなり。
曾
(
かつ
)
て
中
(
あた
)
るものには非ず。
若
(
も
)
し中れば必ず病むなり。又此事に遭へる時は必ず猟無し。今夜は帰るには道遠ければ是非なく行くなりと曰ふ。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
これを
狐狸
(
こり
)
の所業に帰し、狐が後足にて石をけとばすのであるといい、また
天狗礫
(
てんぐつぶて
)
とも申して、天狗が石を投げるのであるとの説であるが、今日にては全く人の所業なることが分かってきた。
おばけの正体
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
入って行くといろいろの奇怪があるように伝えられ、従って天狗の
住家
(
すみか
)
か、集会所のごとく人が考えました。その奇怪というのは何かというと、第一には
天狗礫
(
てんぐつぶて
)
、どこからともなく石が飛んでくる。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
天狗礫(てんぐつぶて)の例文をもっと
(2作品)
見る
“天狗礫”の解説
天狗礫(てんぐつぶて)とは、石が空から突然降ってくるという現象。
(出典:Wikipedia)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
狗
漢検準1級
部首:⽝
8画
礫
漢検1級
部首:⽯
20画
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